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ヤクルト保育園 見学

お知らせ2017/11/21

11月10日(金)に、関西外国語大学の学生3名がヤクルト長尾センターの見学に来ました。7か月前から「働き方改革とは」というテーマで研究をされている方々で、新しい働き方の一つとして働く女性を応援する企業内保育を見たいとのことで見学することになりました。

まずは長尾センター2階にある保育ルームで朝の会や設定保育の様子を見ていただきました。子どもたちは学生のみなさんが来てくれたことを喜び、名前を呼ばれるといつも以上に張り切ってお返事をしていました♪
この日の設定保育ではマットや一本棒を使って体育遊びをしていました!保育士手作りのトンネルなども用意されており、子どもからも大好評でトンネルの前には行列ができていました♪体育遊びの見本は年上のお友達が見せてくれます!また、トイレトレーニングは年上のお兄ちゃんお姉ちゃんを見ながら少しずつ進めていくという話も聞き、異年齢保育のよさを実感していました。
見学に来る前は企業内保育というと外では遊べず部屋も狭いというイメージを持っておられたようですが、ヤクルトの保育園は部屋が広く近くの公園に遊びに行くこともできるので、実際見ることで印象が大きく変わったとおっしゃっていました。

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そして会社や保育園の説明をして、認可と認可外の違いや行事などについてもお伝えしました。学生のみなさんからは保育園のバス送迎や保育料、認可をとってよかったことなどの質問がありました。
また、現場で働いている保育士には、異年齢保育のよさや保育環境についてインタビューをしていました。働くお母さんをサポートしたいと常に思っているという保育士の言葉に、深く頷きながら話を真剣に聞いていました。子どもが発熱した時の対応が整っていることにも大変感心されていました。

ヤクルトの保育園に子どもを預けているヤクルトレディにもインタビューをされました。ヤクルトは保育園があることが働くことを決めた一番の理由であったことや、子どものちょっとした体調の変化をすぐに教えてもらえたり子どもの写真を送ってもらったり出来て保育園が身近な存在だから安心して預けられるという、実際に預けている保護者にしかわからない気持ちをたくさん聞きだしていました。
「保育園に対してもっとこうしてほしいという要望はありますか?」という質問にもヤクルトレディは「S.E.Sで英語も学べるし、自分ではできないこともやってくれるので要望はないです」と答え、「いい保育園なんですね!」と学生のみなさんにも言っていただきました♪また、子どもが小学生になってから働き始めたヤクルトレディも、とても環境が整っているので子どもがもっと小さいときからヤクルトレディの仕事をすればよかったと言っていました。

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この7か月間に学生のみなさんは新聞記事やインターネットなどで情報を集めて研究してきたそうで、調べたことが事実なのか、事実であれば実際に働いている人々はどう思っているかなどたくさんの疑問があったそうです。初めて企業内保育を見学して保育士やヤクルトレディなどから話を聞き、働く現場の現状を知っていただくよい機会となりました。そして見学終了後に、企業内保育は思っていた以上に女性の社会進出を助け人生をより豊かにするものだと感じたと言っていただきました。

今後は見学したことも含めた研究内容をまとめ、学内や企業に向けての発表の準備をしていくそうです。疑問に思ったことをどんどんと質問し、追及していくとても熱心な学生のみなさんの研究の力になれて嬉しく思いました♪

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